3Dプレビューは、見るポイントが決まると、より役に立ちます。PHOBIAのアーカイブでは、開発について相談する前に、形状やパーツの構成を確認できます。まずはCHRONOPHOBIAを開き、設計の狙いを読みながら、一つずつ気になる点を探してみてください。CADファイルのダウンロードは必要ありません。
1. 動きを止めて、見る方向を決める
コレクションからデザインを選ぶか、個別のデザインページを開きます。ホームではToolsから確認用の機能を開けます。ドラッグで見る角度を変え、ズーム操作やスクロールで近づいてください。Front、Top、Sideの各ビューを使うと、リムやカップ、全体のシェイプを同じ方向から比べやすくなります。
細部を見るときは、自動回転とヨーヨーのスピンを止めます。自動回転は物体の周囲を見渡す動き、スピンは選んだ軸でヨーヨー自体を回すアニメーションです。それぞれ表示上の役割が異なります。向きがわからなくなったら、Reset viewで見やすい位置に戻しましょう。
2. まず輪郭、そのあとに面を見る
小さな部分を拡大する前に、全体の輪郭を見ます。外周のリムからレスポンス周辺へ、面がどうつながっているかを追い、別の角度からも同じ箇所を確認してください。エッジ表示は形状の境界を追う助けになります。面の印象を見たいときは、表示を切り替えてみましょう。
境界が見づらければ、背景をライトまたはダークに変更します。パーツの色や金属調の仕上げは、見た目を試すための表示です。そのまま製品の素材や表面処理、加工方法が決まっているという意味ではありません。
3. 見たい部分に合わせてパーツを整理する
パーツ一覧では、視界を遮る部品を非表示にしたり、選んだ部品だけを表示したりできます。組み立てた状態では見えない箇所を確認するのに便利です。非表示にしても、そのパーツがデザインからなくなるわけではありません。最後はすべてのパーツを表示して、全体に戻しましょう。
分解表示では、各パーツの位置関係を確認できます。X、Y、Z方向への分離も試してください。保存されたグループや移動設定によって、一緒に動く部品や動かない部品があります。これは見やすくするための表示で、元の形状を変える機能でも、実際の組み立て手順でもありません。
4. 断面表示と計測の範囲を知る
XYZの断面機能は、各軸に沿ってモデルの表示を切り取ります。まず一方向だけを動かすと、リムの内側や部品同士の関係を追いやすくなります。切り口は開いたままで、CADのような断面のふたは作成しません。全体の輪郭を見直す前に、切り取りをリセットしてください。
計測では、見えている表面上の二点を選び、その間の直線距離をmm単位の概算で示します。確認操作中はアニメーションが止まり、計測時は分解表示も元に戻ります。点を選び直したり、別の方向から確かめたりしてください。三角形のメッシュと選択位置をもとにした値なので、ノギスの実測や公差の検証には置き換えられません。
5. 相談したい点を一つ持ち帰る
開発段階を読み、設計者が入力した仕様値と推定値を分けて考えます。素材や寸法が未設定なら、見た目だけで決めず、確認したい項目として残しましょう。ほかのコンセプトと比べる前には、非表示の部品と切り取りを元に戻します。
お問い合わせでは、デザイン名、見た箇所、好みのプレイスタイルを伝えると話を進めやすくなります。たとえば、リムのつなぎ方を、好みの握り心地に向けてどう詰めるか。プレビューは相談の共通の手がかりになりますが、ストリング上のフィーリングは試作で確かめる必要があります。
プレビューを閉じる前に
- 組み立て状態の輪郭を、複数の方向から確認する。
- 比較する前に、部品の表示と切り取りを元に戻す。
- 見える形状、公開されている数値、試作で確かめる点を分ける。
